最速オープンが復活? アウディ「R8 GTスパイダー」プロトタイプをキャッチ

アウディのパフォーマンスモデル「R8 GT」の派生モデルとなる、「R8 GTスパイダー」市販型と思われるプロトタイプをスクープしました。

 

「R8 GT スパイダー」は、2012年に世界333台のみ限定生産されたレアモデルです。エアロパーツやサイドミラーにカーボンを多用し、「R8 スパイダー」より85kgの軽量化を図り、最高出力560ps・最大トルク540Nmを発揮。0-100km/h加速3.8秒、最高速度317km/hで、当時アウディ最速のオープンとして君臨しました。

 

スクープに成功した開発車両には、フロントマスクに「A6」「A7」「A8」らと共有するワイドな六角グリル、拡大されたコーナーエアインテークが見られます。またピレリ製20インチタイヤが装着され、リアビューでは両サイドいっぱいに広がるワイドエアアウトレット、楕円形の大型エキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザーを備えています。

予想されるパワートレインは、ランボルギーニ『ウラカン』と共有する5.2リットルV型10気筒エンジンを搭載し、最高出力は640psと見られています。

アグレッシブなエクステリアから新型「R8 GTスパイダー」と見ていますが、何年も噂されている2.5リットル直列5気筒モデル、または2.9リットルV型6気筒モデルと報道しているメディアも存在しており、断定はできない状況です。

アウディは、2018年内にフェイスリフトモデルを発表予定で、今回捉えた新型モデルの登場は、2019年以降となるようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる