実際に乗ってみても直噴ターボエンジンは非常にレスポンスを良くトルクフルです。
組み合わされるCVTはホンダ独自のGデザインシフトと呼ばれるダイレクト感を大事にした変速制御を行ってくれますので走りにタルいところはありません。
アクセルを深く踏み込んで速度をかなり高めていくとさすがに1.5Lという排気量を感じる局面が……ないんですよ奥さん!
記者はてっきり小排気量にあえぐ感じかな、と思っていたんですが、いい方向に裏切られました。これはエンジン自体もさることながら、これだけ大柄の車体の割には1560kgと軽い車重も効いていると思います。
外観デザインは尖ったところがなくおおらかで、室内も広々。そしてトルクに余裕のある、ゆったりした走りが楽しめるエンジンの新型CR-V。
日本で開発されたクルマですが、広大な大陸をゆくアメリカ車のようなゆとりがある、たいへん好ましいSUVでした。
(写真・動画・文/ウナ丼)