パリモーターショーをひとまわりして感じた、もっとも人気の高かった場所はどこか?
それはBMWブース。なぜなら、新型3シリーズの世界初公開がおこなわれたから。3シリーズといえば世界的に人気があるプレミアムセダンの1台。その新型がお披露目されるのだから、メディアが殺到するのも当然といえば当然ですな。
7代目となる新型3シリーズの開発コードは「G20」……なんていうマニアックなネタはほかの記事に任せるとして、公開された実車を見て感じたのは、伸びやかで躍動感あふれるスタイルになったということ。
フェンダーのふくらみやバンパーのデザインがダイナミックになり、いっぽうでフロントグリルやヘッドライトは精悍さが増した印象。文句なしにカッコよく、「なんか期待を裏切られた!」っていうガッカリ感はみじんもないのが流石ですね。
BMWブースには新型3シリーズのほかにも、新型X5があったり、8シリーズクーペがあったり、トヨタ・スープラの事実上の兄弟車である新型Z4ロードスターがあったり、と新しいモデルがてんこ盛り。話題となるクルマの多さでいえば、パリモーターショーのナンバーワン間違いなしです。メディアが注目する気持ちはわかりますよ。
まあ、僕も会場に入って真っ先に見に行ったのがBMWブースだったので人のことは言えないんだけど。
(工藤貴宏)
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