【新車】クラシカルで上質なカフェレーサーがモチーフ。「DS 3 CAFE RACER」が20台限定で登場

欧州Bセグメントの中でも個性的なスタイル、上質な内・外装が魅力のDS 3。MT仕様も用意するなど、小気味よい走りも披露してくれます。日本デビューは2010年5月で、パーソナライゼーションを活用したさまざまな限定車が設定されています。

2018年10月3日に発表、発売された20台限定の「DS 3 CAFÉ RACER」は、車名のとおり、カフェレーサーをモチーフとしたカスタマイズが施されています。

マットブラックが目を惹くDSウィングのグリル、ルーフトップやDS 3を特徴づけるサイドのシャークフィンに施されたグラフィック、ナッパレザーのウォッチストラップシートなどが用意された特別仕様で、力強いデザインが美点。

最大の魅力は、ネオ・ヴィンテージ感あふれるグラフィック。ルーフトップには、DSが生まれた年1955を示すローマ数字MCMLV(M=1000、CM=900、L=50、V=5)とヴィンテージ風にデザインされたDSの文字、車名からとられた3のまわりにはWRCでの勝利を象徴する栄光の月桂冠、さらにカフェレーサー発祥の地であるエースカフェのロゴのクローバーなどをあしらわれています。

また、DS 3ならではのドアのシャークフィンにも月桂冠と3の文字が配されています。

内装で目を惹くのはシート。DSオートモビルのシグネチャーでもあるウォッチストラップをモチーフにしたという、ナッパレザーが採用されています。さらに、ヴィンテージを想起させるクレームパルテノンのダッシュボードカラーと「Bruno Michaud」のグラフィックが特別仕様車らしい個性的で高い質感を表現。

さらに、Apple「CarPlay」と「Andoroid Auto」に対応したタッチスクリーンとBruno Michaudのクラシックなグラフィックが同居することで、新しさとヴィンテージ感のある仕上がりになっています。

エンジンは110ps/200Nmを発揮する1.2Lの直列3気筒ガソリンターボで、6ATとの組み合わせ。価格は3,050,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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