メガーヌR.S.(ルノー スポール)のコーナリングを特徴づけている「4コントロール」は、ベース車(メガーヌGT)のメガーヌにも搭載されています。
メガーヌGTの「4コントロール」は、約60km/h以上で走行中(スポーツモードでは約80km/h以上)は、後輪は最大1°まで前輪と同一方向に向き(同位相)、コーナリング時のコントロール性を高めます。
逆に、約60km/h未満(スポーツモードでは約80km/h未満)では、最大2.7°までリヤタイヤをフロントタイヤとは逆方向に向ける(逆位相)ことで、コーナリングをサポートするだけでなく、駐車時やUターンなどの取り回しをしやすくするもの。なお、当然ながら停車時、そして後退時には作動しません。
メガーヌR.S.も電子制御のアクチュエーターでタイロッドを動かすことで、リヤタイヤを操舵。その切れ角はメガーヌGTと同様に逆位相が最大2.7°、同位相が1°。低速と高速が切り替わるのは約60km/h。