VWの新型コンパクト・クロスオーバーSUV「T-Roc」の頂点に設定される「T-Roc R」生産型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。
これまでも何度か目撃されましたが、ベースモデルのテストミュールで、これが初の生産仕様テスト車両です。
VW新世代モジュラープラットフォーム「MQB」を採用し、フロントマスクには性能を高めたラジエーターグリル、大型のコーナーエアインレットなど専用のバンパーを備えています。リアビューにはクワッドエキゾーストパイプとディフューザーが見られ、高性能モデルだとわかるエクステリアです。
さらにボディは若干ローダウンされ、フェンダーはワイドにされるほか、強力なブレーキ、大径ホイール、ハードサスペンションなどを装備します。
ベースモデルは7速「DSG」と組み合わされる直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」を搭載し、最大出力184psを発揮しますが、「R」では「ゴルフR」から移植される2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は驚異の300ps超えと予想されています。
室内には、レザーステアリングホイール、ツートンシート、ブラックヘッドライナー、ステンレス製ペダル、ドアシルプレート、専用フロアマットなどが装備されるといいます。
「R」のワールドプレミアの場は2019年3月のジュネーブモーターショーが有力とされています。
(APOLLO)