BMW・3シリーズの派生ワゴン、新型「3シリーズ ツーリング」がニュルで高速テストを開始しました。
カモフラージュはこれまでと変化はないようですが、驚異のスペックが見えてきました。新型となる「G20」のパワートレインは、エントリーモデルに最高出力138psを発揮する1.5リットル直列3気筒エンジン搭載の「316i/d」(ガソリン/ディーゼル)を設定。燃費は驚異の25km/Lとも予想されています。
さらにBWM最強の直列4気筒を搭載する「330i」は最高出力が290psまで高められると思われます。またハイエンドモデルには、最高出力385psを叩き出す直列6気筒搭載「M340i」が君臨するはずです。こちらは4WD「xDrive」搭載となります。
さらに「G20」は電動化も加速するようです。2リットル直列4気筒+電気モーターのPHV、および航続距離278マイル(450km)の「30e」、航続距離341マイル(550km)以上と思われる「40e」の2種EVモデルもラインアップが期待されています。
外観デザインは同ブランド最新のSUVシリーズとは一線を画する、薄いワイドグリルを採用。ルーフエンドに過度な丸みは持たせず、ストレートなルーフに仕上げられています。また薄いヘッドライトやテールライトにより、スポーティーなルックスが強調されるようです。
新型3シリーズには「CLAR」プラットフォームを採用。現行モデル比約55kg程度の軽量化とホイールベースの延長がされ、フットスペースラゲッジスペースが拡大されます。前後重量配分は50:50で、重心は0.4インチ(10mm)下がるようです。
「3シリーズ」新型のワールドプレミアは、10月のパリモーターショーが有力で、「ツーリング」は2019年前半が有力です。
(APOLLO)