アウディのコンパクトハッチバック「A3」の新型にも設定されるハイパフォーマンスモデル「S3」を初めてカメラが捉えました。
目撃した開発車両は、ベースモデルを圧倒する迫力のコーナーエアインレット、強いアクセントのあるキャラクターライン、クワッドエキゾーストパイプを装備しています。
また「A3」プロトタイプで見られた、三角形のLEDデイタイムランニングライトも見られますが、これが市販型にも採用されるのか注目されます。
次期型でもハッチバックスタイルは踏襲されますが、最新世代の「MQB」プラットフォームによりボディシルエットを刷新。100kg程度の軽量化が図られるとともに、ルーフエンドがラウンドしたクーペスタイルに進化します。
また顧客層を絞り、3ドアを廃止。5ドアと4ドアクーペが新たに設定される模様です。
キャビンには感覚フィードバック付き次世代タッチスクリーンを備えるインフォテインメントシステムを搭載し、操作性が大幅にアップすると見られています。
ベースモデルのパワートレインには、1リットル直列3気筒エンジンを搭載するエントリーモデル、1.5リットル直列4気筒エンジンのほか、48VマイルドハイブリッドやPHEV、さらにはフルEVモデルの設定も予想されています。
今回新たにキャッシした「S3」には2リットル直列4気筒ターボを搭載し、最高出力は初の300ps超えとなり、320ps〜330psが期待されています。さらに頂点に君臨する「RS3」は、最高出力が400ps超え確実と噂されています。
ベースモデルのワールドプレミアは2019年前半と思われ、「S3」は2019年後半から2020年に登場となりそうです。
(APOLLO)