謎の装備「アクティブ・ウィング」の起動をキャッチ。ポルシェ・カイエンクーペ、コックピットも初公開

ポルシェのフラッグシップ・クロスオーバー・クーペSUV『カイエン クーペ』(仮称)がニュルで高速テストを開始しました。

捉えた開発車両は、2ヶ月前とほぼ同じカモフラージュが施されていますが、注目は、高速時にアクティブ・リアウィングが起動したことです。通常ルーフ上部に付きますが、ハッチバックのほぼ中央に付けられている謎のウィングです。

フロントマスクは、「カイエン」とほぼ同じデザインが予想されます。違いはやはりBピラー上部から曲線を描き、一気にトランクリッドまで伸びるファストバック・ルーフです。完全に偽装されたテールライトもクーペ専用デザインが予想されます。

これまでのテスト車両では、後部座席に2つのヘッドレストしかなく、4人乗りレイアウトになっています。しかし、5人レイアウトの設定も予想されています。

パワートレインは、2.9リットルV型6気筒ガソリンエンジンのほか、4リットルV型8気筒+電気モーターのハイブリッドモデルのラインアップが予想され、最高出力は680psを発揮。8速ティプトロニックSオートマチックトランスミッションと組み合わされます。駆動方式は全輪駆動が標準装備となると思われます。

キャビンには、インターネット接続可能な「ポルシェ・コネクト」を備える12.3インチタッチスクリーン・インフォテインメントシステムを装備しており、「カイエン」から多くのデザインを取り入れているようです。

ワールドプレミアの場は、2019年のモーターショーとレポートされています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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