ポルシェのフラッグシップ・クロスオーバー・クーペSUV『カイエン クーペ』(仮称)がニュルで高速テストを開始しました。
捉えた開発車両は、2ヶ月前とほぼ同じカモフラージュが施されていますが、注目は、高速時にアクティブ・リアウィングが起動したことです。通常ルーフ上部に付きますが、ハッチバックのほぼ中央に付けられている謎のウィングです。
フロントマスクは、「カイエン」とほぼ同じデザインが予想されます。違いはやはりBピラー上部から曲線を描き、一気にトランクリッドまで伸びるファストバック・ルーフです。完全に偽装されたテールライトもクーペ専用デザインが予想されます。
これまでのテスト車両では、後部座席に2つのヘッドレストしかなく、4人乗りレイアウトになっています。しかし、5人レイアウトの設定も予想されています。
パワートレインは、2.9リットルV型6気筒ガソリンエンジンのほか、4リットルV型8気筒+電気モーターのハイブリッドモデルのラインアップが予想され、最高出力は680psを発揮。8速ティプトロニックSオートマチックトランスミッションと組み合わされます。駆動方式は全輪駆動が標準装備となると思われます。
キャビンには、インターネット接続可能な「ポルシェ・コネクト」を備える12.3インチタッチスクリーン・インフォテインメントシステムを装備しており、「カイエン」から多くのデザインを取り入れているようです。
ワールドプレミアの場は、2019年のモーターショーとレポートされています。
(APOLLO)