ファミコン、スーファミ、ネオジオと、このところゲーム機の復刻が続いていますが、ついに初代プレステも、「プレイステーション クラシック」として復活が決まりました。
先に出た機種と同様、ぎゅっと圧縮されたコンパクトな作りで、手のひらに載るサイズ。ただしコントローラー(2つ同梱)は当時のままの大きさですから、先行したニンテンドークラシックミニのように「操作が難しい!」といったことはなさそうです。
「どんなゲームが遊べるのか?」ですが、当時の人気タイトル20作があらかじめ収録済み。HDMIケーブルでテレビとつなぎ、電源を入れるだけでプレイできます(別途USB対応のACアダプターが必要)。
現在発表されているタイトルは、「鉄拳3」(バンダイナムコエンターテインメント)、「ファイナルファンタジーVIIインターナショナル」(スクウェア・エニックス)、「ワイルドアームズ」(SIE)、「JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻」(SIE)などですが、クルマ好きには「R4 RIDGE RACER TYPE4」(バンダイナムコエンターテインメント)が収録されている点がうれしいニュース。初代プレステの性能を使い切ったといわれる美しいグラフィックを堪能しつつ、スリリングなドライビングが楽しめます。たしか音楽も素晴らしかったですね。
「プレイステーション クラシック」の希望小売価格は9,980円(税別)。発売日は初代プレステと同じ12月3日ですが、プレイステーションの定額サービスである「PlayStation Plus」の会員限定で、9月20日から抽選先行予約が始まっています。ブラウン管テレビにかじりついてプレステをやりまくった世代はぜひ!
(角田伸幸)