次期型は1000馬力+ミッドシップ! シボレー コルベットの次期型プロトをキャッチ

GMがシボレーブランドで販売している「コルベット」の次期型プロトタイプ「C8」を、カメラが捉えました。アメリカン・スポーツを代表するモデルが、次世代型で大きく進化します。

「C8」の開発車両は、これまで何度か目撃されていますが、テストミュールやヘビーカモフラージュをまとっていました。しかし、ついにその生産仕様と思しきプロトタイプをキャッチしました。

現行モデルとは全く異なるフロントマスクには、釣り上がる薄型のヘッドライト、大口のコーナーエアインテークを備えています。サイドビューでは、フロントフェンダー後部のエアアウトレットが消えている代わりに、リアフェンダー前部に大型のエアインレットが確認できます。またワイドなサイドミラーやホイール、リアウィングは生産仕様と思われます。

次期型の最大の目玉は、ミッドシップレイアウトへの変更です。これまではFRでしたが、より高いパフォーマンスを実現すべく、生まれ変わります。ショートノーズや、クリア・エンジンフードなどがミッドシップスポーツを強調しています。

 

パワートレインも豊富です。最高出力500psを発揮する6.2リットルV型8気筒LT1のアップグレード版、最高出力600psを発揮する4.2リットルV型8気筒ターボ、そして最高出力850psと伝えられる5.5リットルV型8気筒ツインターボエンジンのラインアップが予想されます。そしてハイエンドモデルには、ツインターボと200psの電気モーターを組み合わせ、最高出力1000psを叩き出すハイブリッドモデルが噂されています。

ワールドプレミアは、早ければ2019年1月のデトロイトモーターショー、あるいは2019年後半となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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