【新型フォレスター e-BOXER 試乗】2L+e-BOXERはモーターアシストを活かした力強い加速が魅力

e-BOXERのパワーフィールは、ハイブリッドモデルにありがちなエンジンとモーター加速の組み合わせによるギクシャク感はほとんど抱かせません。

リアルトロニックもCVTの中では回転の先走り感や音の高まりもあまりなく、比較的スムーズであることから、エンジンの107kW(145ps)/6000rpm、188Nm/4000rpm、モーターの10kW(13.6ps)/65Nmという数値のアウトプット以上の力強さが得られます。

高速道路の合流路や追い越し車線でもパワー不足を感じさせることはほとんどなく、さらに、「SI-DRIVE」を「S」モードに入れるとさらに力強い加速を引き出せます。

「e-BOXER」は、マイルドハイブリッドですので、あくまでエンジンが主体。2代目XV(XV HYBRID)と同じモーターを使いながらも、リチウムイオンバッテリーの採用などによりポテンシャル(10kWのモーターの出力自体は同じ)を引き上げた「e-BOXER」は、燃費だけでなく走りでも魅了できる仕上がりになっています。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介、SUBARU)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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