日本再導入はあるか!? 三菱・トライトン改良型をキャッチ

三菱のピックアップトラック「L200」改良型を初めてカメラが捉えました。世界的注目が集まるピックアップトラック市場でも、人気の高い「L200」はどんな進化を見せるのでしょうか。

キャッチしたテスト車両は、フロントマスクを一新。ヒュンダイ「サンタフェ」やシトロエンのクロスオーバーSUV「Cシリーズ」を彷彿させるグリルと一体化した薄いヘッドライトが特徴となるようです。それに伴いボンネットの形状にも変化が見られます。またハニカムメッシュの大型ラジエーターグリルやコーナーインレットを装備しているようです。

リアビューでは、サイドまで回り込むテールライトもデザインがリフレッシュされる可能性もあるでしょう。これまでの力強いイメージから、スタイリッシュなオンロードも意識したデザインが特徴となりそうです。

キャビンでは、「スマートフォン・リンク・ディスプレイ・オーディオ・インフォテインメントシステム」の搭載や、クラスター類がリフレッシュされ、高級SUVのようなコックピットが期待できそうです。また、パワートレインは、2.4リットル直列4気筒ディーゼルターボのほか、新たに2リットルモデルの噂もあります。

「L200」は、1978年に初代(日本名 フォルテ)がデビュー。その後1996年に2代目(日本名 ストラーダ)、1996年に3代目がデビューしました。そして2005年に登場した4代目は、「トライトン」として日本でも発売されていましたが、2011年をもって販売が終了しています。現行モデルは5代目にあたりフィアットへ供給をしており、同ブランド「フルバック」とは兄弟車となっています。

日本でのピックアップ市場と言えば、2017年9月にトヨタ「ハイラックス」が13年ぶりに日本市場へ復活。「トライトン」以来6年振りのピックアップとなり、目標台数を大きく上回るヒットとなっています。そのため、改良型を機に日本市場復活の可能性もあるはずです。

ワールドプレミアは、2019年内のモーターショーとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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