新型ポルシェ・911(992型)プロトタイプが、正式公開を前にフルヌード姿を披露しました。「青」はベースモデル、「赤」は高性能「S」と見られます。
開発車両のフロントには、センターにレーダーを配置したスクエア基調のエアインテーク、ステッカーが貼られていますが、その奥で「Xダイナミック」が光るヘッドライト、2本のキャラクターラインが新鮮なボンネットフードが確認できます。
高性能「S」と思われる赤いボディのリアビューには、クワッドエキゾーストパイプが装着されています。またLEDストリップでつながる薄型ラップアラウンド・テールライトや下部へ移動されたナンバープレートが見て取れます。上部エアインテークのセンターには、シールのようなものが貼られていますが、第三の小さなテールライトが装備される可能性があります。
サイドミラーやフラップタイプに新調されたドアノブも装着され、よりスポーティーに生まれ変わります。なお、「S」のリアにはピレリ21インチの305/30 ZRタイヤが装着されているようです。
パワートレインは、ベースモデルが3リットル水平対向6気筒ターボエンジンを搭載し最高出力390psを発揮します。高性能「S」は最高出力450psへと向上する可能性が高いようです。さらに2020年には、最高出力420ps程度となる初のPHEVモデルも投入されるとレポートされており、いよいよ「911」新時代を予感させます。
ワールドプレミアは、10月のパリモーターショー、又は11月のロサンゼルスモーターショーと予想されています。
(APOLLO)