8月度の米国市場における日本車の販売状況が出揃いました。トヨタ自動車など日本車メーカー6社の8月の新車販売台数は58.2万台(前年同月比+0.4%)と、横ばい状態になっています。
セダン系の販売低迷をSUVや小型トラックの伸びで補う傾向が続いており、ホンダはSUV「パイロット」「CR-V」の好調により14.8万台(同+1.3%)、日産はSUV「ローグ」がセダン系の低迷を補う形で11.2万台(同+3.7%)。
スバルは「インプレッサ」の下支えにより、6.4万台(同+1.4%)と、8月として過去最高を記録。
一方トヨタは22.3万台(同-2.0%)と、主力セダン「カムリ」のモデルチェンジ効果が薄れたものの、SUV「ハイランダー」やピックアップトラック「タコマ」などの販売台数が8月として過去最高となっており、小型トラックの比率が65%まで上昇しています。
また、マツダは2.6万台(同-0.1%)、三菱自動車はSUV「アウトランダースポーツ」などの好調により8,416台(同+3.1%)となっています。