スズキは、「ビターラ」(日本名 エスクード)改良型を7月に発表しましたが、これから期待したい3つの派生モデルを「X-Tomiデザイン」社がCGで提案しています。
その派生モデルとは「ピックアップ」「スポーツ」「カブリオレ」です。特にカブリオレは、レンジローバー「イヴォーク」を彷彿させるスタイリッシュな2ドアオープンに仕上がっています。
コンパクト・クロスオーバーSUVのオープンモデルは世界的にもレアで、国産車では、これまで日産「ムラーノ」が2010年に北米専用モデルとして過去に発売しています。またスズキには、「ジムニー カブリオレ」が存在していました。そのため、実現の可能性は一番高いかも知れません。
ちなみにこの2台はいずれも日本未発売であり、「エスクード」で実現すれば日本初となります。是非ニッチモデルとして発売を目指して欲しいものです。「ビターラ」は北米市場で「グランド・ビターラ」として発売されており、北米では「ピックアップ」の可能性もあるはずです。
「ビターラ」は、2014年に初代が誕生しており、今回が初のフェイスリフトです。1.6リットルからダウンサイジングされた1リットル直列3気筒ガソリンターボ「ブースタージェット」エンジンは最高出力111psを発揮し、オート、スポーツ、スノー、ロックの4モードへの切り替えが可能な「オールグリップ」4WDシステムを採用しています。また1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「ブースタージェット」エンジンでは、最高出力140psを発揮し、往来の1.6リットルモデルの最大出力120psを超える高性能エンジンとなりました。
安全技術では最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載、「デュアルセンサーブレーキサポート」は衝突の危機が迫るとブザー音とコックピットの表示によりドライバーに警告します。衝突の可能性が高まると、自動でブレーキがかかり、衝突の回避や衝突時の被害軽減を図るというすぐれものです。
「エスクード」改良型は、2018年内あるいは2019年前半にも日本発売が予定されており、派生モデルの夢が実現するなら2020年以降になるはずです。
(APOLLO)