新型にスイッチしたSUBARUフォレスター。クローズドコースでの試乗に続き、一般道で乗り味をチェックしました。
以前試乗した日本サイクルスポーツセンター(クローズドコース)は自転車専用コースであるため、乗り心地の評価には向きにくく、しかもグリップが高くて、一般道にはあまり見られないコーナーや起伏が続くコースになっています。
新型フォレスターの試乗車は2.5L直噴エンジンを積む純ガソリン車の「X-BREAK」で、一般道でもクローズドコースで感じた良好な乗り心地を確認できました。クローズドコースで感じた乗り心地の良さは、一般道でも十分に体感できたワケです。
路面状態を問わず、SUVならではの車高の高さ、腰高感のような感じはほとんどなく、しかもストローク感もあり、ロードフォールディング性能の高さも感じさせます。
しかも試乗日は、台風が近づくあいにくの荒天で、土砂降りの中での走行でしたが、タイヤの状況が分かりやすく、良好な視界もあって安心感も抜群。雨天時だったため、ロードノイズに関しては参考程度でしたが、風切り音もかなり抑制されている印象を受けました。
装着されていたタイヤは、ブリヂストンの「ECOPIA(エコピア) H/L422 plus」。なお、ブリヂストンは、OEタイヤ(新車装着タイヤ)として、「DUELER(デューラー) H/P SPORT」と、この「ECOPIA H/L422 plus」を納入しています。
「DUELER(デューラー)」は、豊富な商品ラインアップを用意し、ユーザーから好評を得ているという「SUV/4×4用」ブランドで、世界を代表するプレミアムSUVの新車装着承認も多く獲得。その中で「DUELER H/P SPORT」は、スポーティなトレッドパタンを採用し、優れたドライ&ウェット性能を両立。
試乗車も装着していた「ECOPIA」は、安全性能や操縦性能などタイヤに求められる性能を高次元で維持しながら転がり抵抗の低減を追求した、文字どおりのエコタイヤで、さまざまな車種に向けた商品ラインアップが用意されています。
なお、新型フォレスターに装着されるタイヤサイズは、「ECOPIA H/L422 plus」が225/60R17 99H。「DUELER H/P SPORT」は、225/60R17 99V、225/55R18 98Vとなっています。
(文/塚田勝弘 写真/井上 誠、ブリヂストン)