WRC日本ラウンドへ一歩前進!招致準備委員会、WRC招致応援団の熱い想いとは?

さらに2019年の開催実現に向けて、WRCをはじめとするモータースポーツの魅力を発信すべく「WRC招致応援団」が結成された事も発表され、メンバーの皆さんが報告会に駆けつけてくれました!

まずは今年の7月に行われたTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZレースに初参戦した、フィギュアスケーターの小塚崇彦さん。フィギュアスケートとは別世界のモータースポーツについて、「勉強中」なのだそうです。

「去年の1月にモータースポーツ界に入ることを発表し、自分で実際に楽しむことでモータースポーツの楽しみ方を皆さんに伝えていく、という活動をしています。まだまだ僕自身、ラリーについて深くは知りません。なので皆さんと一緒に勉強していって、よりラリーを楽しんでいけるように、そしてモータースポーツを盛り上げられるように頑張りますので応援よろしくお願いします」

SKE48卒業生、CUSCOジュニアラリーチームのコドライバーとしてTGRラリーチャレンジに参戦している梅本まどかさんは、とびきりの笑顔で意気込みを語りました。

「WRC招致応援団に選んで頂いて、とっても嬉しいです! 私は元々サーキットのレースが好きだったのですが、今季からトヨタのラリーチャレンジにコドライバーとして参戦させて頂きドライバーでなくコドライバーとしての楽しさを味わっているのですが、その世界バージョンが私の地元愛知で開催されるかもしれないという事でワクワクしております。ラリーの魅力をもっともっとたくさんの方に知ってもらえるよう、頑張ります」

WRCといえばこの方! WRCコメンテーターでJ SPORTS のWRC中継ではメインキャスターを務め、WRC報道の顔として活躍中の栗田佳織さんは、誰よりも熱くその想いを熱弁しました。

「私は2011年からJ SPORTSのWRCの番組を担当して、今8年目になっています。初めてWRCを見た時、『これは世界一のモータースポーツだ!』と感じました。目の前で見るのと、テレビで見るのとでは全然違います。それが日本にやってくるかもしれない、という事で本当に嬉しいです。今トヨタがWRCに参戦していますが、Rally Japanを通じて他の自動車メーカーもWRCに興味を持ってくれたら良いなと思っています。93年から日本の自動車メーカーがマニュファクチャラーズタイトルを7連覇しました。そういう黄金時代をまた見たいので、ぜひRally Japanをきっかけにファンの方や自動車メーカーの方がWRCに興味を持ってくれれば良いなと願っております!」

そして報告会の司会を務めた、フリーアナウンサーの安東弘樹さん。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員や自動車ジャーナリストなど、自動車やモータースポーツ界でも活躍中です。

「昔からクルマは好きでしたが、モータースポーツを好きになったのは2003年にペター・ソルベルグがスバルインプレッサでチャンピオンになった時のDVDを見たことがきっかけです。それからすっかりはまってしまい、給料と相談しながらDVDを毎戦買っていました。F1、WECが日本で開催される中、『WRCもまた日本で開催してくれないかな』と思っていたらこの招致団にお声かけいただいて・・・。改めてフリーになって良かったと思った瞬間でした(笑)。現在モータースポーツは、びっくりするほどマイナースポーツです。そんな状況を改善すべくWRC、そしてモーターポーツを広めていきたいと思っております」

報告会で感じたのは、招致準備委員会、応援団の「Rally Japanを復活させたい」という熱い想い。もちろん、ラリーファンの皆さんも同じ気持ちだと思います。

これから様々な審査を経て12月に最終的な決定が下されるとのことですが、Rally Japan復活に向けて大きな一歩を踏み出したと言えるのではないでしょうか。日本のモータースポーツをもっと盛り上げるためにも、WRC日本ラウンドが開催されますように!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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