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【アメリカ人気に押され(?)Z32、JGTCに参戦!】
Z32が登場したのは、1989年7月。このZにより最高速、ゼロヨン、ボンネビル他、チューニング業界は大賑わいになりましたよね(の詳しくはこのコーナーで後々…)。
フェアレディZ大好きなアメリカでは、Z31に続きレースの世界でも大活躍! IMSAでは1990年からプレジデントのV8を搭載したZ32がアメリカ〜ンな雰囲気満載で、スティーブ・ミレン選手などにより賑やかにレースシーンを飾っていました。
そして我が日本。1994〜1997年まで、S-GTの前身(名称変更前)のJGTC・GT500クラスに、ほとんど中身はBNR34?というIMSA-GTS仕様の「FEDEX 300ZX」が、影山正美選手などによりエントリーしました(※画像無し…スミマセン)。
そう、Z31では叶わなかった「Zを日本のサーキットへ!」の願いは、Z32が叶えてくれたのです! よかったね〜、Daiちゃん!
【ホッチ監督のIMPULもZ33でGT500に参戦!】
2002年7月にデビューしたZ33は、翌2003年のJGTC・GT300クラスにシルビアに代わって参戦(V6・VQ35DE)。2004年からBNR34に代わりGT500にエントリーしたのが、ツインターボのZ33(V6・VQ30DETT)です。
しかも、Daiちゃんの大好きなホッチこと星野一義監督率いるTEAM IMPULも参戦したのですから、Daiちゃんにとってよい冥土の土産になったのではないでしょうか(笑)。
JGTC・GT500参戦初年度の2004年から翌2005年、TEAM IMPULのドライバーはブノワ・トレルイエ選手と、2006年にF-1へチャレンジした井出有治選手。ちなみに、先日行われたS-GT「2018富士500マイルレース」時、Z33でGT500に参戦していたのと同時期に、同じTEAM IMPULからフォーミュラニッポンへ2カーエントリーしていたブノワ選手&井出選手によるゴールデンコンビの再会シーンがあり、なんだか懐かしく、嬉しかったデス!
その後、R35・GT-Rに変わるまでの2007年まで、ホッチ監督のカルソニックIMPUL他、XANAVI NISMO、MOTUL AUTECHやエンドレスADVANなどの多くのチームがZ33でS-GT・GT500クラスに参戦し続けたのです(※2005年にJGTCからS-GTに名称変更)!
GT300のZ33は2010年まで参戦し、最終年のシリーズチャンプはHASEMIモータースポーツでした。