さらに、専用16インチアルミホイール、195/55R16タイヤ(試乗車はヨコハマのDNA S.Drive)、専用チューニングサスペンション、専用チューニングの電動パワステ、ボディ補強、ファインレスポンスVCMなどにより、走りもノーマルのe-POWERよりも硬派な仕上がりになっています。
ノーマルe-POWERでも電動化車両だけあって、出だしから鋭い加速が可能でしたが、「AUTECH」仕様はさらに反応のよいスタート、加速フィールが得られます。さらに適度に引き締まった足まわりと、ボディがさらにひと回り小さくなったかのような剛性感の高さも伝わっています。
とはいえ、ハード過ぎて日常ユースには向かないといったことはなく、ピリ辛程度。随所に配されるブルーを基調とした加飾もあって、適度に個性を主張できるのもうれしいところ。さり気なく、しかし明らかにノーマルe-POWERとの差をアピールできるモデルに仕上がっています。
(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)
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