【ノートe-POWER AUTECH試乗】さり気なく大人の個性を主張できる内・外装とピリ辛の走りが光る

さらに、専用16インチアルミホイール、195/55R16タイヤ(試乗車はヨコハマのDNA S.Drive)、専用チューニングサスペンション、専用チューニングの電動パワステ、ボディ補強、ファインレスポンスVCMなどにより、走りもノーマルのe-POWERよりも硬派な仕上がりになっています。

ノーマルe-POWERでも電動化車両だけあって、出だしから鋭い加速が可能でしたが、「AUTECH」仕様はさらに反応のよいスタート、加速フィールが得られます。さらに適度に引き締まった足まわりと、ボディがさらにひと回り小さくなったかのような剛性感の高さも伝わっています。

とはいえ、ハード過ぎて日常ユースには向かないといったことはなく、ピリ辛程度。随所に配されるブルーを基調とした加飾もあって、適度に個性を主張できるのもうれしいところ。さり気なく、しかし明らかにノーマルe-POWERとの差をアピールできるモデルに仕上がっています。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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