【無限ヴェゼル】スポーツマフラー・サス・ブレーキパッドのファインチューンでSUVでもスポーツできます

無限のカスタマイズパーツを装着したホンダ・ヴェゼルのデモカーに試乗することができました。エアロパーツはマイナーチェンジ後の最新モデルに対応した新造形ものが追加されています。

フロントアンダースポイラーは下半分の造形を大きく変えるハーフタイプ。

サイドスポイラーやリアアンダースポイラーも立体的な造形が魅力です。

ロアウイングは、標準装備のテールゲートスポイラーの下部に追加装着するもの。

一見するとシンプルな造形ですが、中央のハイマウントストップランプ部分には追加パーツがないというトリッキーな構成にするあたりがさすがの無限です。

サスペンションもオリジナルのスポーツセッティング済みのものが用意されています。

スポーツサイレンサーはフィニッシャーが75mmΦのチタン製であることが視覚上の特徴になっています。吸入抵抗をノーマル比10%以上低減したハイパフォーマンスエアフィルターと組み合わせることで吸排気がスムーズになりました。

クローズドコースの群馬サイクルスポーツセンターで試乗することができました。

車両はハイブリッドRSです。無限のマフラーにより、思わずニヤリとしてしまうような低音の効いた排気音が響きます。

サスペンションはスポーティーですが、同時にしっとりとした高級なフィーリングが目立ちます。このシャシーに組み合わされるスポーツブレーキパッド「タイプツーリング」が絶品でした。



ステンメッシュホースに換えるなどのプラスアルファのカスタマイズはされていませんが(ブレーキフルードをハイパフォーマンスタイプには交換済み)、このパッドの摩擦材選定がヴェゼルにドンピシャといった感じです。

初期の制動力はパンと立ち上がります。しかしそこで終わりではなく、さらに踏み込むとグググッと力強いストッピングパワーを発揮してくれます。このときスポーツサスペンションがピッチングを程よく抑えてくれていますので、SUVにありがちな大きな挙動変化を見せることなく、安定して減速してくれます。

この確かなストッピングパワーがあるからこそ、コーナーにもコーナンを気分よく走行することができるのでした。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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