ポルシェ・911のハイパフォーマンスモデル、「911 GT3」に歴代初となるカブリオレが設定されることがわかりました。
1999年に初代が登場した「911 GT3」は「もっともサーキットに近い」と言われ、「911」のパフォーマンスを一気に向上させました。それ以降20年に渡り進化を遂げていますが、これまでオープンモデルは設定されていませんでした。
捉えたプロトタイプは同じく開発が進められている「スピードスター」と思われましたが、ボンネットフードが異なり、ファブリックルーフがリアデッキ部分にきっちりと合わされており、明らかに別のモデルであることがわかります。さらにアグレッシブなフロントバンパー、センターロック・ホイールや大型ブレーキキャリパーが見て取れます。
この試作車にはリアウィングが装備されていませんが、市販型には、恐らくアクティブスポイラーが装着され、「911 GT3カブリオレ」としてデビューするはずです。
パワートレインは、4リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載、最高出力は500psを発揮すると見られます。991世代最後の派生モデルとなる、エキサイティングなカブリオレは、2018年内にも公開されそうです。
(APOLLO)