シリーズの世界生産累計が約1億200万台(2018年6月末時点)を超えて話題になったホンダ・スーパーカブ。多様な職業のはたらく相棒として、日常の足として幅広い層に支持されています。
スーパーカブシリーズは、1958年8月に初代モデル「スーパーカブC100」が登場して以来、低燃費や静粛性、耐久性に優れた4ストロークエンジンを搭載し、乗り降りしやすい低床バックボーンタイプのフレームや、クラッチ操作を省いた自動遠心式クラッチなどを採用しています。
8月1日に発表されたのは、「スーパーカブ」の誕生60周年を記念した期間限定モデル。
特別なカラーリングが施された「スーパーカブ50・60周年アニバーサリー」と「スーパーカブ110・60周年アニバーサリー」で、ともに11月22日(木)に受注期間限定で発売されます。なお、受注期間は2018年8月1日(水)から10月31日(水)まで。
「スーパーカブ50/110・60周年アニバーサリー」は、1963年にアメリカで展開されて話題を呼んだという、「ナイセスト・ピープル・キャンペーン」広告に描かれたイメージイラストがモチーフ。
「マグナレッド」をメインカラーとしたボディカラーに、2トーンシートやブラック塗装のリヤキャリアが採用されるなど、特別なカラーリングが目を惹きます。さらに、スーパーカブ誕生60周年の記念エンブレムがサイドカバーとキーに施されるなど、限定モデルらしい特別感のある仕様になっています。
そのほか、2017年仕様と同じく、丸形ヘッドライトには省エネルギーで長寿命なLEDを採用。アンバー色のウインカーレンズにより、すっきりとしたスーパーカブの伝統的なフロントデザインを実現するなど、スーパーカブらしい普遍的なデザイン、装備が用意されています。
価格は、スーパーカブ50・60周年アニバーサリーが243,000円、スーパーカブ110・60周年アニバーサリーが286,200円です。
(塚田勝弘)