ポルシェ・911スピードスターがコンセプトモデルとは別の伝統モデル? ニュルで高速テスト中の最終プロトタイプをキャッチ

ポルシェは創業70周年を記念する「911スピードスター コンセプト」を発表していますが、最終デザインを見る限りコンセプトとは別の、あくまでも伝統の「911スピードスター」新型であると思われます。

レトロチックなコンセプトモデルと比較すると、新型プロトタイプは「911カブリオレ」と「911 GT3」の最新ミックスデザインが採用されています。

デュアルエキゾーストパイプ、フロントバンパー、ホイールは「GT3」同様です。異なるのは、カーボンファイバー製ダブルバブルルーフやリアクティブ・リアスポイラーを装着している点です。またアクティブリアスポイラーの下には、第4のブレーキライトも確認できます。珍しいですが、恐らくスポイラーが上がった時に第3のブレーキライトが遮られるからと思われます。

パワートレインには「911 GT3」から流用される4リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載されます。最高出力は500ps、最大トルクは459Nmを発揮すると見られています。

発表時期は、2019年まで公開されないという情報もあれば、新型「911」が発表される秋以前という情報もあるため断定出来ない状況です。今年は、スピードスターにとっても70周年記念イヤーとなります。そのため、誕生年の1948年と同じ1948台の限定生産と噂されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる