新型トヨタ・センチュリーの後席は驚異の座り心地! お値段2000万円未満は安い!?

21年振りにフルモデルチェンジした新型・センチュリー。贅を極めた作りにもかかわらずお値段2000万円未満というのは、相対的に安いと思います。

ボディサイズは先代とほぼ共通ですが、プラットフォームからすべて一新しています。搭載ユニットは5LV8+モーターのハイブリッドになりました。

外観では七宝文様という日本古来の伝統工芸で作られたグリルや、「神威」と名付けられ特別に手をかけて塗られた黒のボディカラー(他に「摩周」<ブルーマイカ>等あり)などが特徴です。

しかしセンチュリーといえば圧倒的な特徴は後席です。

座ってみると座面はソフトで高価格なセダン特有のプレミア感覚があります。前席との間隔は超絶に広々。左側に座れば助手席のシート背面中央部分を倒して空いた穴に足を投げ出すことも可能です。

異例なのはシート背面。まるでマシュマロのように柔らかなのです。かといって体が沈み込みすぎることはなく、不思議とホールド性はいいです。

後席アームレストには液晶パネルが埋め込まれており、ここでエアコンやシート角度などの調整が可能です。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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