新型ポルシェ・911、11月デビューに向けて完熟ボディでニュル出現!

ポルシェ・911の次世代型(992型)最終開発車両が、ニュルで高速テストを開始しました。2015年に最初のプロトタイプを目撃して以来、ついにここまで完成しました。

992型には新世代スポーツカー・モジュラープラットフォームを採用し、約40mmのトレッド拡大とホイールベースの延長が予想されています。テープのみで隠された新型ボディのフロント部には、滑らかなフロントノーズ、少し傾斜の強くなったAピラー、スクエア基調のコーナーエアダクト、2本のプレスラインが入ったボンネットフードなどが確認できます。また後部にはカモフラージュされた「タイカン」風のラップアラウンド・テールライトが見て取れます。

パワートレインは最高出力390psを発揮する3リットル水平対向6気筒ターボエンジンを搭載するほか、2021年には最高出力420ps程度を発揮する初のPHEVモデルも投入することが確実視されています。キャビンには12.3インチディスプレイを備える「アドバンスコックピット」を搭載、タコメーター以外は全てデジタル化されます。

ワールドプレミアは、11月のロサンゼルスモーターショーが最有力とされていますが、この完熟ボディを見る限り、発表の準備は万端のようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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