ジムニーとベンツ・Gクラス。偶然にも同じ年にフルモデルチェンジする両雄

そんな共通性をもつ2台が同時にフルモデルチェンジです。ジムニーは20年ぶり、Gクラスはじつに30年ぶりとなります。

ジムニーのラダーフレーム
Gクラスのラダーフレーム

両車が支持される理由はいろいろあるでしょうが、世の中のクルマがモデルチェンジするたびに未来的な形へと変わっていくなか、生まれたときのその面影を残しているクルマは少ないからではないでしょうか? たしかに新車は魅力ですが、それ以上にクルマらしいクルマを求めている人が多いのもまた事実です。

ジムニー
Gクラス

安全や環境のために形を変えてきたクルマですが、形を変えるのではなく技術で克服するという手法もありだと思います。そうすることでクルマはまたファンを増やして行くことでしょう。

ジムニー
Gクラス

(諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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