オーナーは”RSアオイ”さん。DR30ことスカイラインRSの中でもターボではなくNAを選択したのは「キャブ化して”旧車らしい”チューニングを楽しみたかったから」とのこと。
実際、現車はOERキャブに換装済み。また亀有エンジンワークスのピストンを用いて2.1L化も完了。
マフラーにはあえてフジツボのDR30ターボ用を選択しています。これは「NA用では(チューニングされたこの車両では)詰まったようなフィールになってしまうから」だといいます。
2.1L化されてパワーもトルクも向上したFJ20ではこの大径マフラーでも抜けすぎてしまうことはありません。低速から力強く、高回転では圧倒的な吹け上がりを実現していることは同乗走行で確認できました。
またこのRSアオイさんのDR30で気づいたのはそのボディ剛性の高さ。相当に念入りな補強が施されているのかと思って聞けば、なんとボディ補強は一切行っていないそう。
「私の乗っているセダンはピラーがある分、2ドアハードトップよりも剛性面では有利なんですよ」と、DR30まめ知識も教えてもらっちゃいました。
エクステリアは唯一無二の格好良さで、エンジンはしっかり仕上がっている状態。さらに”しっかり感”あふれるボディを持つRSアオイさんのDR30。
車両を維持していくには消耗品パーツの確保が難しいなどの問題を抱えているそうですが、「一生乗っていくつもりでスペアのエンジンも持っています」とのこと。
ロクミーイベントに参加したオーナーのほとんどが、このように長く付き合っていこうとする姿勢の方でした。こんなにオーナーに愛されて、R30系スカイラインというクルマは幸せ者だなあと感じましたよ。
(写真・動画・文/ウナ丼)
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