トヨタ自動車が6月26日、新型「クラウン」と新型車「カローラ スポーツ」を発売しました。
今回発売された新型「クラウン」は1955年に登場した初代から数えて15代目、また新型カローラシリーズの先駆けとなる「カローラ スポーツ」は1966年の初代から数えて12代目となります。
両車は車載通信機「DCM」( Data Communication Module)を全車に標準搭載した初代「コネクティッドカー」として誕生。遠隔で走行アドバイスや車両診断を受けられる「eケアサービス」や「LINEマイカーアカウント」をはじめとするコネクティッド機能を搭載。
走行距離に基づき、必要となるメンテナンスを自動的に案内するなど、ユーザーのニーズを先取りして、よりパーソナルなモビリティサービスを実現します。
両車の現在の年間販売台数は計130万台弱ですが、トヨタでは主力車を皮切りに順次「コネクティッドカー」化する予定で、2020年までに日米で販売するほぼ全ての新車に車載通信機を標準搭載する計画のようです。
コネクティッドカーは次世代高速通信「5G」の整備に合わせて普及が加速する見込みで、日経新聞によると、その市場は2022年に現在の3倍の約17兆円規模に拡大する可能性がある模様。
新型クラウン/カローラは、そうしたモビリティサービスの試金石としての役割を担っているようです。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)
【関連リンク】
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カローラ スポーツ https://toyota.jp/corollasport/
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