さらにアルミ製サスペンション、1脚13.1kgという非常に軽量なサベルト製スポーツシート、世界初を謳うパーキングブレーキアクチュエータが内蔵されたリヤブレーキキャリパーにより軽量化を達成。パーキングブレーキアクチュエータ内蔵リヤキャリパーは、通常のリヤキャリパーよりも2.5 kg軽いそう。
足まわりでは、乗り心地とハンドリングの性能を高めるため、前後ともにダブルウィッシュボーンを採用。ホイールの正確なキャンバーコントロールが可能になり、ロールを抑える必要性が低下したため、軽いパイプ状のアンチロールバーの採用が可能になっています。
また、ホイールの上下方向の可動範囲が拡大し、軽量なボディもあって、スプリングも適度に柔らかくできたとしています。さらに、ショックアブソーバーには、バンプストップラバーが廃されたハイドロリック・コンプレッション・ストップが採用されています。
走りを支えるタイヤはミシュランの「パイロットスポーツ4」で、サイズはフロントが205/40R18、リヤが235/40R18。軽量なFuchs製の鍛造ホイールで、ばね下重量の軽減に貢献するとしています。
(塚田勝弘)