ポルシェ70年の「秘伝の味」をFSWとル・マンで堪能した2日間【ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン第7戦&第8戦】

そして富士スピードウェイのゲストラウンジには、この日のために特別に作られた「ポルシェ365」の巨大なケーキが展示されていました。重さは40㎏! スポンジを焼くのに24時間をかけ、一緒に置かれていたポルシェのエンブレムやナイフ、フォークも一緒に作られたものだそうです。

また、レーシングドライバーによる「ポルシェ・トラック・エクスペリエンス」も併催。

さらに「ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン」と、そのアジア版「ポルシェ・カレラ・カップ・アジア」も行われ、「カレラ・カップ・ジャパン」と「カレラ・カップ・アジア」に出場している総勢45台によるエキシビジョンレースも行われました。参加ドライバーはまるでひと足早いワールドカップか?オリンピックか?というような「国を背負っているような気分」と思いながらレースをしたとか。アジア勢のアグレッシブな走りに圧倒されながらも、オーバーオールクラスでは#78号車の近藤翼選手、ジェントルマンクラスでも#98号車のIKARI選手が優勝。両クラスで日本人ドライバーが制覇となりました。気のせいか私もこのレースに一番エキサイトしました!

そして2日間共にイベントの最後には、ポルシェ70周年を祝う先着70台のポルシェによるパレードランが行われ、日本各地からこのパレードに参加するために訪れていました。

まさにポルシェファンにはたまらない夢のような2日間です。

その様子を私は、「ポルシェ・カップ・ジャパン」初の「Facebookライブ」で2日間に渡って、富士スピードウェイから生レポート。台本も筋書きも無い出たとこ勝負な試みでしたが、なかなか楽しませていただきました。

ちなみに同日開催されていた「ル・マン24時間レース」では、総合優勝は#8号車「トヨタ・ガズー・レーシング」(S.ブエミ/中嶋一貴/F.アロンソ)。2位が#7号車 同じく「トヨタ・ガズー・レーシング」の(M.コンウエイ/小林可夢偉/J.Mロペス)で1-2フィニッシュ。トヨタは悲願達成です。

一方、これまでトヨタの宿命のライバルだった「ポルシェ」は、去年を最後に「LMP1」から撤退してしまいましたが、LM-GTE Proクラスで#92号車「ポルシェGTチーム」(M.クリステンセン/K.エストル/L.バンスルー)、LM-GTE Amクラスで#77号車「デンプシー・プロトン・レーシング」(C.リード/M.キャンベル/J.アンロエア)がそれぞれクラス優勝。ポルシェはル・マンに参戦した4台中2台がクラス優勝するという、安定の強さを見せていました。そのひとつには、長くスポーツカーを作っているノウハウやレース経験。そしてなにより、70年ものキャリアがポルシェの「秘伝の味」のようです。

(吉田 由美)