1台限りの限定車!光岡・オロチが「デビルマン」とのコラボーレションで再降臨

光岡自動車が製造し2014年に生産が終了していた光岡オロチだが、今回、突如1台限りの限定車を発表した。

それが、「Devilman Orochi(デビルマン オロチ)」である。2018年は、光岡自動車の創業50周年と「マジンガーZ」や「ハレンチ学園」でおなじみの漫画家・永井豪氏の画業50周年という記念すべき年であるということで、永井氏原作の「DEVILMAN crybaby」とのコラボレーションを実現させた。

光岡オロチは、「ヤマタノオロチ」にヒントを得た独特のスタイリングで、ファッションカーという新たなカテゴリーで登場。2001年の第35回東京モーターショーにコンセプトカーを出展(その後3度東京モーターショーに出展)。

V型6気筒DOHC 3.3リッターに5速ATを組み合わせた光岡自動車のフラッグシップカーとして2006年10月に市販モデル発表、2007年より発売が開始された。2014年には生産終了を宣言し、最後に5台限定の「ファイナル・オロチ」をリリースし、生産販売終了。

さらにその後に、光岡自動車が所有していた車両を使い、セブンイレブンとの共同企画で「新世紀エヴァンゲリオン」のメカニックデザイナーの山下いくと氏のカラーデザインによるエヴァ仕様の「エヴァンゲリオン オロチ」を限定1台で販売した。

今回、デビルマン オロチの製作に先立ち、車両の「デザイン」と「コラボロゴ」が発表された。そのカラーリングデザインは、アニメーション「DEVILMAN crybaby」のアートディレクションを手掛ける阿閉高尚氏と、オロチのデザイナーである光岡自動車の青木孝憲氏が、共同で担当。

オロチはすでに生産が終了しているモデルのため、今回のこの限定モデルは光岡自動車が保有する極上中古車をベースに製作するとしている。この1台限定のデビルマン オロチの販売方法や販売価格等については、2018年秋に発表するとしている。

(青山義明)

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青山 義明

編集プロダクションを渡り歩くうちに、なんとなく身に着けたスキルで、4輪2輪関係なく写真を撮ったり原稿書いたり、たまに編集作業をしたりしてこの業界の片隅で生きてます。現在は愛知と神奈川の2拠点をベースに、ローカルレースや障がい者モータースポーツを中心に取材活動中。
日本モータースポーツ記者会所属。
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