APOLLO メルセデス・ベンツのミッドクラス・クロスオーバーSUV「GLE」次期型プロトタイプを、これまでで最も擬装が軽い状態で捕捉しました。
今回はベースモデルのほか、グレードの違うスポーツモデルやコックピットも撮影に成功しています。捉えた2台の開発車両のうち、ツインバーをラジエーターグリルに備えたプロトタイプが、「アバンギャルド」風エントリーモデルで、AMGスタイリング・パッケージを装着し、より大きなエアインテークにシングルバーを持つプロトタイプが、スポーツモデルの可能性があります。
「GLC」に似たシャープな新テールライトデザインも見て取れます。また前後にマスクが施されているものの、メルセデスが描く「Sensual Purity」（官能的な純粋さ）を持つ新ボディスタイルを予感させます。
パワートレインの目玉は「CLS450」から流用される、新開発3リットル直列6気筒エンジン＋ISG（インテグレーテッド・スターター・モーター）で、最高出力370psに22psの「EQ Boost」機能がアシストします。
室内には高精細デュアルスクリーン・セットアップ、長方形の4つのエアコン吹き出し口、「Gクラス」新型と共有するステアリングホイールを備えています。その他調整可能な「アンビエントライティング」、Nvidia GPUと8GBのRAMを持つ、Linuxベースの「MBUX」インフォテインメントシステムなどが装備されるはずです。
ワールドプレミアの場となるのは、10月のパリモーターショーと予想されていますが、メルセデスは現在多数の新型モデルを開発中で、パリで予想される幾つかのモデルは、2019年へと持ち越しになると思われます。
(APOLLO)
