【新車・追加モデル】現行型N-BOXに+(プラス)が「設定されなかった」理由とは?

リアシートはヘッドレストを外すことなく、「4人乗車モード」と「3人乗りの車イス乗車モード」の切り替えが可能となり、従来の半分以下の手順でモード変更が可能となっています。また車イスを引き上げる電動ウインチは高出力化させて、ベルトのたるみやウインチへの噛み込みを防止。さらに車イス固定奨励位置付近で減速させるなど高度な制御を導入することで、安心感を高めています。

さらに電動ウインチのリモコンは車イスを押しながら操作ができるように形状を変更。N-BOX+車いす仕様車では脱着式だった車いす乗員用手すりを回転式に変更。フロントシートの両方にシートバックポケットなど使っている人の声を活かすことで利便性がまさに+α以上の大幅な向上を実現しています。

全車に運転支援システム、ホンダセンシングが標準装備されたN-BOXスロープ仕様の車両本体価格は157万5640円〜227万4480円となっています。

(萩原文博)

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萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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