【新車】月販1000台の「輸入車」トヨタ・タウンエース/ライトエースが小改良

セミキャブオーバー・スタイルの小型商用車、トヨタ・タウンエース/ライトエースが盗難防止システム(イモビライザーシステム)を全車に標準装備するといった小改良を受けました。新型モデルの発売開始は2018年6月7日と発表されています。

いかにも商用車らしい装飾を排したルックスのタウンエース/ライトエースは、フロントに1.5リッター4気筒エンジンを縦置きに配置し、トラックもラインナップするモデルらしく後輪駆動を基本としています。トランスミッションに5速MTと4速ATを用意するのも商用車ならでは、といえそうです。

トヨタ・ブランドのタウンエース/ライトエースを生産しているのはダイハツ工業で、その工場はインドネシアに置かれています。つまり、れっきとした「輸入車」というわけ。しかも、直近の2018年4月でも1000台規模でセールスしている人気モデル。おかげでトヨタの輸入車販売台数はブランド別で4位となっているのは、ご存知だったでしょうか?

小改良を受けたタウンエース/ライトエースのメーカー希望小売価格は、バンが1,578,960円~2,097,360円、トラックは1,439,640円~1,883,520円となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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