ドアが足りない?特別なレンジローバーを発見。世界限定たったの999台でお値段は?【北京モーターショー2018】 

自動車ライターという職業柄、新車の情報はしっかりチェックしているつもりですが、ときどき「これは知らなかったー」というクルマに出会うことがあります。メジャーなブランドのクルマでも。

北京モーターショーで見かけたこのレンジローバー。最初は「変わった塗り分けの2トーンカラーだな」とか「中国らしい塗り分けだな」なんて思って写真を撮ったのですが、よくよく見てびっくり。ドアが足りないじゃないですか。レンジローバーって普通は5ドアですよね。ところがこのクルマは3ドアなのです。

ええええっ、中国メーカーのパチもの??? いやそうではありませんでした。しっかり本物です。

この不思議なレンジローバーの正体はなんなのか? 今年3月にスイスで発表された「RANGE ROVER SV COUPÉ」というモデルでした。ランドローバーによると「世界初のフルサイズ・ラグジュアリーSUVクーペ」なのだそうです。

なにが凄いかって優雅さですよ。全長5mを超える大型SUVを3ドアで乗るなんてオツですね。本当にそう思います。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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