【モーターファンフェスタ2018】アクセル全開のスーパーカーに同乗!助手席はまさにプラチナシートでした

4月22日(日)、真夏のような暑さの中、静岡県・富士スピードウェイにて【モーターファンフェスタ2018】(MFF)が行われました。富士スピードウェイの広大な敷地内、すべてを使用してコンテンツが盛りだくさんのイベントで、見るだけではない乗って楽しめるコンテンツが多いのも、このMFFの特徴です。

そんな中、「走っているのを初めて見た!」というような国内外の超スーパーカー試乗会が圧巻でした。ショートコースを使用して行われた「GENROQ SUPER DRIVE 2018 Supported by RECARO」がそれです。

これは。プロドライバーがサーキットを攻める助手席に同乗できるというスペシャルコンテンツ。試乗車はポルシェ911GT3にマクラーレン720S、カマロSS、AMG GT Cロードスター、NSX、GT-R NISMO…etc.。サーキットタクシー・ドライバーを務めたおひとり、自動車評論家の清水和夫さんに今日の感想を聞いてみました。

「去年のMFFは天候が荒れちゃって残念だったけど、今年は暑すぎてヤバいね。この試乗会は、新型のあらゆるスーパーカーに乗れる、和洋折衷入り乱れての試乗会。参加した方に聞いてみると、ここまで全開で走ってもらえる試乗会っていうのは珍しいし、貴重だっていう声を聞けました。ボクたちは全開で走らせるプロだからね。せっかくこんなハイパワーなマシンに同乗できるチャンスなんだから、その速さも楽しんでもらわないと。もちろん、ドライバーを務めるボクたちも一日、いろんなクルマを全開にできるので楽しんでるよ。しかしさ、クルマって本当に個性豊かだよね。同じエンジン、同じミッドシップでもみんな乗り味が違う。それが魅力的なところだよね。これがさ、全車EVになったとき、個性が失われてしまうんじゃないか、心配になるよね…」

プロが運転する超スーパーカー、しかもサーキット全開! 楽しくないハズがありません。清水さんがおっしゃるとおり、スーパーカーは姿かたちはもちろん、エンジンサウンドだって魅力の一つ。EVで「ミーーーン」って走っても…感動は薄いカモ(汗)。

この試乗会はGENROQ誌上での事前申込からの抽選だったため、残念ながら抽選に漏れてしまった方、残念でした。来年こそは当選しますように!

なお、試乗会の模様は5月26日発売の「GENROQ」7月号に掲載されますのでお楽しみに!

(永光やすの)

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永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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