410psを発生する直6エンジン搭載した「BMW M2 コンペティション」公開【北京モーターショー2018】

BMWが4月25日に開幕した北京モーターショー2018において、Mシリーズのコンパクトクーペ「M2」の性能をさらに向上させた「M2コンペティション」を公開しました。

ポルシェ・ケイマンGTSやアウディTT RSに対抗すべく搭載された直噴3.0L直6ツインターボエンジンは、最高出力:410ps/5,250‐7,000rpm・最大トルク:56.1kgm/2,350-5,200rpmを発生。6速M/T、もしくは7速DCT(OPT)を介して路面に強大なパワーが伝えられ、0-100km/h加速:4.2秒(7速DCT)、最高速度:280km/h(OPT)を誇ります。

エンジン性能の向上に合わせてシャシーにも手が加えられており、車体剛性やステアリング精度を向上。ディファレンシャルについても、DSCシステムによる電子制御介入のタイミングを見直すことで、よりドリフト態勢に持込みやすくなっているそうです。

一方、インテリアに目を移すと、新デザインのデジタルメーターやM2のロゴが光るM Sportシートなどがスポーツマインドを刺激します。

イギリスでは今年8月から納車が開始されるそうで、車両価格は6速M/Tモデルが756万円、7速DCTモデルが796万円からとなっており、「M2コンペティション」の日本導入が待たれます。

Avanti Yasunori・画像:BMW)

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北京モーターショー2018
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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