2018年4月22日に開催されたモーターファンフェスタ2018in富士スピードウェイ(MFF)のメルセデス・ベンツブースには、AMGそしてブラバスが手掛けた3台のスペシャルモデルが展示されました。
ブラバスはメルセデス・ベンツのチューニングを行うチューナーで、ベースとなる車両により高性能なエンジンを搭載し、ハイパフォーマンスを実現することで名声を得たブランド。このブラバスが手掛けたスマートフォーフォー・ブラバススポーツが出展されました。
力強くダイナミズムが宿るブラバスデザインのエクステリアは、専用デザインのフロントスポイラーやマットグレーのディフューザーを配したリアスカートが特徴です。インテリアはハンドルやシフトノブ、そしてパーキングブレーキハンドルに上質なレザーを採用し、操る楽しさを演出しています。
AMGは元々独立したチューニングブランドでしたが、現在はメルセデスに吸収され、メルセデスAMGというサブブランドになっています。AMGモデルの特徴はハイパワーなエンジンを搭載し、そのパワーに対応してボディやサスペンションを強化。サーキットでのスポーツ走行に対応したハイパフォーマンスモデルに仕立てられていること。
今回、メルセデスAMGはフラッグシップモデルであるAMG GT SとエントリーモデルであるCLA45 4マチックの2台を出展。CLA45 4マチックには最高出力381ps、最大トルク475Nmを発生し、世界一パワフルと評される2L直4ターボを搭載。
AMG GT Sは4LV8ツインターボエンジンを搭載。2つのターボチャージャーをVバンク内に配置することで、サイズをコンパクトにするとともに高い環境性能を実現。最高出力は522ps、最大トルク670Nmを発揮します。
これだけのハイパワーながら後輪駆動のAMG GT S。優れたエアロダイナミクスそして数々の電子デバイスの採用によってリラックスして乗ることのできるスポーツカーに仕立てられています。車両本体価格はCLA45 4マチックが782万円。AMG GT Sは2022万円となっています。
(萩原文博)