メルセデス・ベンツ新形「Aクラス」に中国では必須のロングホイールベース版「Aクラス Lセダン」登場【北京モーターショー2018】

4月25日に北京モーターショーが開幕日を迎え、報道陣への公開がスタート。世界14カ国・地域から計1200社余りが参加し、展示車両は1,000台を上回る見通しになっているようです。

そうしたなか、独ダイムラーが以前から予告していた新型メルセデス・ベンツ「Aクラス」の派生モデルとなる「Aクラス Lセダン」を公開。歴代「Aクラス」初となる4ドアセダンで、「L」は下肢の長さから膝元スペースを重視する中国の顧客に配慮した「ロングホイールベース」を意味しているそうです。

ダイムラー発表によると、ベースモデルの5ドアハッチバック比でホイールベースが60mm拡大されているそうで、車両サイズは全長:4,609mm、全幅:1,796mm、全高:1,460mm、ホイールベース:2,789mmとなっています。市場投入時に搭載されるエンジンは直列4気筒1.3L 136ps/163psの2種類で、後に同2.0L 190ps仕様が追加される模様。

日本メーカーも中国で先行して新商品や技術を投入する傾向を強めており、トヨタ自動車は世界に先駆けて中国で先行発売予定の新型カローラ セダンとレビンのPHVモデル公開を予定。こちらについても多くの注目を集めそうです。

Avanti Yasunori・画像:Daimler)

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DAIMLER Auto China 2018
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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