【モーターファンフェスタ2018】スポーツカーは見た目だけではない!ということが再認識できたポルシェブース

「試乗最大」の自動車体験イベントと題して2018年4月22日に開催された、モーターファンフェスタ2018in富士スピードウェイ(MFF)。ポルシェブースにはハイブリッド車のパナメーラスポーツツーリズモと、登場以来多くの人を魅了する911の2台が出展されていました。

ポルシェ911は車両本体価格1788万円のカレラGTS(PDK)を展示。GTSは911の中で最もスポーティでエモーショナルなモデル。外観では後輪駆動車でも44mmワイドなリアホイールアーチと4WDのワイドトレッドボディを採用。さらにブラックのスポイラーリップと大型インテークによってGTS独自の印象を強めています。

搭載されているエンジンは3L水平対向6気筒ツインターボ。最高出力331kW(450ps)、最大トルク550Nmをワイドバンドで発生します。まさに高い走行性能と実用性を両立させたスポーツカーと言えるモデルです。

一方のパナメーラスポーツツーリズモは、車両本体価格1521万3000円のパナメーラ4Eハイブリッドスポーツツーリズモ(PDK)を展示。ルーフラインを高めたパナメーラスポーツツーリズモは2+1というリアシートを採用し、乗車定員は5人。さらにラゲージスペースはリアシート使用時が425L。リアシートを全て格納すると1295Lまで拡大します。

搭載されるパワートレインは、最高出力243kW(330ps)、最大トルク450Nmを発生する2.9LV6ツインターボと定格出力60kWのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム。組み合わされているミッションは8速のPDKです。

EV走行換算距離は44.1km/Lが可能ながら、0-100km.h加速は4.6秒。最高速度は275km/hを誇ります。911、パナメーラスポーツツーリズモはスタイリングこそ異なりますが、高い走行性能と実用性を兼ね備えたポルシェらしいスポーツカーなのです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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