雪道でも「駆け抜ける歓び」は健在? FFに転換されるBMW・1シリーズ次期型をキャッチ

BMWのエントリーハッチバック「1シリーズ」次期型を豪雪のスカンジナビアで目撃しました。次期型では駆動方式がFFへと変わりますが、雪道でも「駆け抜ける歓び」を感じさせてくれるのでしょうか。

次期型では「X1」と共有する「UKL」プラットフォームを採用し、ホイールベースを延長します。ライバルのVW『ゴルフ』と異なるスポーティなルーフラインながら、メルセデス・ベンツ『Aクラス』同様に実用的な室内空間を実現しています。

FF(前輪駆動)は、FR(後輪駆動)に比べ直進安定性に優れており雪道でも有利です。その反面、加速時や坂道発進などでは重心が後輪に乗るため、タイヤが空転することもあります。しかし1シリーズ新型は、加速シーンでもコンパクトFFながら安定の動きを見せており、この走りを見る限りFFへの転換は成功と言えそうです。

 

パワーユニットは、最高出力140psの直列3気筒と最高出力195psの直列4気筒のみのラインアップとなり、直列6気筒は排除されると思われます。またxDrive搭載の『M140i』には、新開発の2リットル直列4気筒ターボエンジンが搭載予定で、最高出力は400psが予想されています。

さらに次期型では3ドアが廃止され、5ドアのみの設定となるようです。ワールドプレミアは10月のパリモーターショーと見られています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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