今売れている注目の軽自動車3台。オススメグレードをチェック!【2018年春版】

2017年度の車名別新車販売台数において、「N-BOX」が「プリウス」を7万台上回る22万3449台でトップに君臨したことが話題となっています。

また、ランキングの上位10台のうち7台が軽自動車が占め、それらは軒並み前年度を上回る販売台数を記録。一方で、普通車の販売台数は減少傾向にあり、「プリウス」は前年比マイナス33.8%。これらから、次に買うクルマの候補に軽自動車が入ってくる余地はまだまだあることが伺えます。

今回は、ランキングでトップ3に輝いたモデルに注目し、各車のオススメのグレードをご紹介します。購入の参考にしてみてはいかがでしょうか?

▪N-BOX

まずは、日本で最も売れに売れているクルマ「N-BOX」。昨年の9月にデビューした二代目はプラットフォームなどが全面刷新されており、見た目こそ変わらないものの中身は別物と言える進化を果たしています。

オススメのグレードは「G・Lパッケージ(149万9040円〜)」。安全装備のホンダセンシングに加えて、後席乗員への日差しを遮るロールサンシェードや充電用USBジャック、リヤ左側ドアのパワースライド機能といったよく使う装備が一式備わっています。オプションでリヤ右側ドアにもパワースライド機能を追加できるのも魅力。

▪ダイハツ・ムーヴ

軽自動車で第2位の販売台数(14万5643台)を記録した「ムーヴ」は、新開発のDモノコックやDサスペンション、Dassist切り替えスイッチなどを採用することで、クルマの基本的な動きを大幅に進化させたのが特徴。17年8月のマイナーチェンジで安全装備のスマートアシストⅢも搭載されました。

ボディタイプは穏やかな印象の標準車と精悍な表情のカスタムを用意。価格は標準車の方が割安ですが、「ムーヴ」の開発はカスタムの方に重点が置かれているため、オススメはムーヴカスタムの「X”Limited SAⅢ”(149万400円〜)。スマートアシストⅢのほか、冬場などに重宝するシートヒーターを前席に内蔵されています。

▪日産・デイズ

13万6505台で第3位に輝いたのが「デイズ」です。デビューは2013年と古いですが、ピアノブラックパネルやタッチ式エアコンなどを採用しており、インテリアの質感は他車と比較しても見劣りしないほど上質です。

なお、「デイズ」を購入する際に注目したいのがエンジンです。自然吸気とターボの2種類を用意しているのですが、自然吸気の方は街中でも力不足。よって、オススメはターボエンジンを唯一搭載する「ハイウェイスターGターボ(149万5800円〜)」。最上級グレードだけあって、本革ステアリングやアラウンドビューモニターは標準で装備。安全装備ではエマージェンシーブレーキが備わりますが、検知方法は赤外線レーザーと他車と比べるとやや時代遅れ。

(今 総一郎)