日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が、2017年度(2017/4〜2018/3)の車名別国内新車販売台数を発表しました。それによると、最も販売を伸ばしたのは軽自動車「ホンダ N‐BOX」の22.3万台で、2位の「トヨタ プリウス」(14.9万台)に対して7.4万台の差を付けて首位を獲得。
その他にも3位が「ダイハツ ムーヴ」(14.6万台)、4位が「日産 デイズ」(13.6万台)、5位が「ダイハツ タント」(13.5万台)と、軽自動車が上位を独占する結果となっています。
■2017年4月~2018年3月 乗用車販売(%:前年度比)
1位 トヨタ プリウス 149,083 -33.8%
2位 日産 ノート 131,119 + 5.8%
3位 トヨタ アクア 128,899 -17.1%
4位 トヨタ C-HR 102,465 +135%
5位 ホンダ フィット 99,734 + 0.8%
■2017年4月~2018年3月 軽自動車販売(%:前年度比)
1位 ホンダ N‐BOX 223,449 +16.2%
2位 ダイハツ ムーヴ 145,643 +26.5%
3位 日産 デイズ 136,505 +32.3%
4位 ダイハツ タント 134,660 – 9.5%
5位 スズキ ワゴンR 121,224 +45.7%
軽自動車が首位となったのは2008年度の「スズキ ワゴンR」以来9年ぶりのこと。その一方で、2015年12月にFMCした「トヨタプリウス」の新車効果が一巡したことや、FMCが近いとみられる「トヨタ アクア」(2011年12月~)の前年度割れが目立つ状況。
今回首位に躍り出た「ホンダ N‐BOX」は、軽自動車最大級の室内空間や、存在感のあるデザインが好評のようで、安全運転支援システムを標準装備するなどの全面改良により、販売の勢いが増しているようです。
【関連リンク】
日本自動車販売協会連合会
http://www.jada.or.jp/
全国軽自動車協会連合会
http://www.zenkeijikyo.or.jp/