【新車】15年の歳月をかけて開発された特別色をまとうレクサスLCの特別仕様車

ワイド&ローのクーペフォルムで、街中で圧倒的な存在感を誇るレクサスLC。GA-Lプラットフォームや、マルチステージハイブリッドシステム、Direct Shift-10ATなど、最先端の技術が採用されています。

そのレクサス最上級クーペであるLCに、ゴージャスな特別仕様車「Structural Blue」が加わりました。同限定車は、2018年3月末時点で日本国内の累計販売台数が50万台を達成したことを記念したモデルで、4月5日から発売されています。

特別仕様車の「Structural Blue」はLC500h/LC500の「L package」がベースで、自然界に存在する美しい色からインスピレーションを受け、レクサス独自技術により開発されたというボディカラーの「ストラクチュラルブルー」と、2種類の内装色を設定。

「ストラクチュラルブルー」は、南米に生息するモルフォ蝶の羽から着想を得た「構造発色」という原理を応用したレクサス独自のボディカラーです。

なお、モルフォ蝶の羽は無色だそうで、光を受けると特定の波長だけが反射、強調される構造になっているため、人間の目には青く輝いて見えるそう。

レクサスは15年の開発期間を経て、この原理を再現した自動車用の構造発色性顔料を開発。光の反射により圧倒的な鮮やかさと強い輝き、深みのある陰影を実現し、ボディの抑揚を美しく際立たせるとのことです。

一方の内装色は、日の出や日の入りのわずかな時間に現れる幻想的な空の風景をモチーフに、ストラクチュラルブルーと調和する専用ブルーモーメントと、ブリージーブルーの2種類が設定されています。

そのほか、フロント245/40RF21、リヤ275/35RF21ランフラットタイヤ&鍛造アルミホイール(ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装)、特別仕様車専用スカッフプレート(CFRP)、「マークレビンソン」リファレンスサラウンドサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイ、ステアリングヒーター、寒冷地仕様を特別装備。価格はLC500h「Structural Blue」が15,250,000円、LC500「Structural Blue」が14,750,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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