【ピレリスーパー耐久2018】混戦のST-5クラス、NDロードスター優勝でマツダが通算6連勝!

4時間経過後には221ロードスター、DIJON FIT、そしてTHE BRIDE FITという序列がほぼ決まり、このままゴールして行くかに見えましたが、なんとラスト10分でTHE BRIDE FITがピットイン!リア周りを修復してピットアウトするもラスト5分でリタイアを喫してしまいます。

そこで3位に浮上したのが村上モータースMAZDAロードスター。

4位に浮上したのがDXLワコーズNOPROデミオSKY-D。

221ロードスターは後続の順位変動などそ知らぬ顔でトップを突き進みます。

そして5時間後のフィニッシュ。221ロードスターは昨年の初参戦から初めての優勝。そしてマツダとしては昨年の第2戦SUGOから通算6連勝という快挙を成し遂げたのです。

2位にはDIJON ホンダカーズ野崎エンドレスFIT、3位には村上モータースMAZDAロードスターという順位。

ディーゼルエンジンで孤軍奮闘のDXLワコーズNOPROデミオSKY-Dは4位となり、上位陣はマツダ勢多数という結果となりました。

マツダ対ホンダという2大勢力の競い合いとなったスーパー耐久ST-5クラス。次戦は4月28日(土)・29日(日)の2日間、テクニカルコースとして有名でまた魔物が棲むといわれるスポーツランドSUGOでの3時間レース。今回とはまた違った展開が期待されるだけに、身近なクルマたちがどう戦うのか?を注目していきましょう。

(写真・文:松永和浩)

 

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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