4時間経過後には221ロードスター、DIJON FIT、そしてTHE BRIDE FITという序列がほぼ決まり、このままゴールして行くかに見えましたが、なんとラスト10分でTHE BRIDE FITがピットイン!リア周りを修復してピットアウトするもラスト5分でリタイアを喫してしまいます。
そこで3位に浮上したのが村上モータースMAZDAロードスター。
4位に浮上したのがDXLワコーズNOPROデミオSKY-D。
221ロードスターは後続の順位変動などそ知らぬ顔でトップを突き進みます。
そして5時間後のフィニッシュ。221ロードスターは昨年の初参戦から初めての優勝。そしてマツダとしては昨年の第2戦SUGOから通算6連勝という快挙を成し遂げたのです。
2位にはDIJON ホンダカーズ野崎エンドレスFIT、3位には村上モータースMAZDAロードスターという順位。
ディーゼルエンジンで孤軍奮闘のDXLワコーズNOPROデミオSKY-Dは4位となり、上位陣はマツダ勢多数という結果となりました。
マツダ対ホンダという2大勢力の競い合いとなったスーパー耐久ST-5クラス。次戦は4月28日(土)・29日(日)の2日間、テクニカルコースとして有名でまた魔物が棲むといわれるスポーツランドSUGOでの3時間レース。今回とはまた違った展開が期待されるだけに、身近なクルマたちがどう戦うのか?を注目していきましょう。
(写真・文:松永和浩)