日産がアメリカ市場向けに展開する高級車ブランド「インフィニティ」の2ドアクーペ「Q60」(日本では「スカイライン クーペ」)に、コンバーチブルが設定される可能性が高いようです。
それに伴い、CGを欧州から入手しました。2014年パリモーターショーで公開された『Q80インスピレーション』コンセプトから継承された精悍なフロントマスクはそのままに、スタイリッシュなオープンボディが見て取れますが、Aピラー以降は専用デザインが採用されるようです。
「G37」でも設定されていたコンバーチブルは、新型でさらなる進化を見せるようです。3分割されてトランク内部に収納される電動メタルルーフは継承されますが、クーペとオープンの切り替えを約20秒という速さで行うといいます。また、クローズドルーフ時の静粛性はクーペと遜色ないレベルを実現するはずです。
パワートレインは、最高出力208psを発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力304psを発揮する3リットルV型6気筒ターボエンジン、そして405psを発揮する3リットルV型6気筒ターボエンジンがラインアップされます。ボディサイズは全長4,685mm、全幅1,850mm、全高1,385mmとクーペ同様が予想されます。
カブリオレのワールドプレミアは、2019年が予想されていますが、欧米では既に発売されている「Q60」の日本導入は未だ決まっていません。クーペが発売されない限りカブリオレ導入もないと思われますが、期待せずにはいられません。
(APOLLO)