BMWの旗艦4ドアサルーン、「7シリーズ」改良型プロトタイプをカメラが捉えました。以前捉えたミュールボディではなく、生産型ボディと見られます。また、同時にそのコックピットを初めてスクープに成功しました。
そこには、完全にデジタル化されたインストルメント・クラスタが見て取れます。これは、既に採用しているメルセデス「Sクラス」に追いつくことを意味します。
今回捉えたプロトタイプには、フロントバンパーに大口エアダクト、サイドシル、ブルーのブレーキキャリパー、クワッドエキゾーストパイプなど、「Mエアロダイナミックパッケージ」を装着していることから、高性能『M760i』と思われます。
大型化されたキドニーグリルはフラッグシップSUV「X7」次期型と酷似しており、トップモデル同士でデザインを共有する可能性があります。さらにヘッドライト、及びテールライト、前後バンパーも刷新されており、室内外とも大掛かりな改良が施されると予想しています。
「M760i」改良新型に搭載されるパワートレインは、8速ステップトロニック・スポーツトランスミッションと組み合わされる、6.6リットルV型12気筒エンジンで、最高出力は、620psへアップデートされるとレポートされています。ワールドプレミアは、早ければ2018年秋ですが、遅れれば2019年3月となりそうです。
(APOLLO)