ダカールラリー市販車5連覇のランクルを「壊れない狂わない」で支えたG-SHOCK

現地時間2018年1⽉6⽇から1⽉20⽇、南⽶⼤陸にて開催された『ダカールラリー2018 ペルー・ボリビア・アルゼンチン』にトヨタ車体はランドクルーザー200シリーズをベースとしたラリー仕様⾞2台で参戦、ガソリンクラス・ディーゼルクラスを含めた市販⾞部門において337号⾞(三浦 昂、ローラン・リシトロイシター組)が優勝し5連覇を成し遂げました。

ダカールラリーと言えば世界一過酷なラリーレイドとして知られていますが、そのダカールラリーに5連覇という偉業を達成! 今年のダカールラリーは特に過酷と言われ、ペルーの大砂丘群や、富士山よりも標高の高い4000メートル級のボリビア高地の固いガレ場、気温40度を上回る砂漠地帯を走りきらなくてはならないのです。

また一日の走行が終わりマシンをメンテナンスするにも翌日のスタート時間は決められており、その時間をオーバーすることは許されません。そんな過酷なダカールラリーはドライバーやコドライバー、そしてクルーやスタッフにかかる負担も半端なものではなく、まさに生死をかけた戦いといえます。

モータースポーツの世界で腕時計は必需品であることはいうまでもありませんが、ダカールラリーではその特殊な環境ゆえに普通の腕時計ではすぐに壊れてしまいます。振動やぶつける事への耐性もさることながら、砂漠などの微粒な砂や泥濘地での泥への対策などが万全となった腕時計が必要となってきます。

そんな過酷な状況にマッドレジストという機能でトヨタ車体のランドクルーザーチームをサポートしたG-SHOCK。泥、砂、埃を完全にシャットアウトし絶対に壊れない時計を実現しているからこそ、ダカールラリーでも絶対の信頼で走りに集中できるのです。

また壊れないという機能の上にGPS受信機能を加えて自分のいる位置を正確に把握できるというモデルでもチームをサポート。何の目印も無いような砂漠で車載の機器が万が一故障してしまっても自分の位置が把握できるということは、とても大事な生命線になります。

生きるか死ぬかの瀬戸際を走りきるラリーレイドのダカールラリーだからこそ、壊れない狂わないというG-SHOCK独自の機能が生きてきます。その信頼感がトヨタ車体のランドクルーザー5連覇を支え、またその過酷な舞台をサポートすることによってG-SHOCK自身も大きく成長していくのです。

 

そんなトヨタ車体のランドクルーザーとG-SHOCKのコラボモデルが登場します。まずは2018年3月に登場するGG-1000TLC-1AJR。マッドレジスト、電子方位計、温度計などの機能を搭載した「MUDMASTER」GG-1000をベースにトヨタ車体のランドクルーザーのカラーリングに合わせたブルーのバンドを装備。

そして裏豚にはトヨタ車体のTEAM LAND CRUISER TOYOTA AUTO BODY(以下TLC)の刻印が入るスペシャルな仕様。

そして5月にはGPS搭載モデルのTLC特別仕様、GPR-B1000TLC-1JRも登場!

砂や泥をシャットアウトするマッドレジスト機構に加え、ソーラーアシストGPSナビゲーション機能という最先端装備のNEW RANGEMANをベースとしてトヨタ車体のTLCのイメージを盛り込んだ最強のG-SHOCKです。

GG-1000TLC-1AJRとGPR-B1000TLC-1JRはともにダカールラリーでもビクともしない頑丈さを誇るG-SHOCK。そんなG-SHOCKがTLCのイメージをまとって、ファン必見のアイテムです。

(文:松永和浩)

 

 

 

この記事の著者

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松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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