【シボレーカマロ コンバーチブル試乗×石原あつ美1】彼女をオープンカーでドライブデートに誘うなら?

カマロ コンバーチブルは2ドアですが、乗車定員は4名です。これが大事。乗車定員2名のクルマは荷物の置き場がありません。女性が乗ってもコートを置く場所もなければ、バッグを置く場所もありません。プレゼントで花束を渡したら、女性はずっと持っていなくてはなりません。だからデートカーにはリヤシートは必須なのです。


だったら、ミニバンやセダンの4ドア車でもいいじゃないか? と思うかも知れませんが、それはやっぱり彼女しか乗せないんだ……という心意気を見せる必要があるんです。ファミリーカーっぽい印象はデートという特別な時間には似合わないものです。

現在の国産車でそうしたクルマを探してみると、レクサスのRCとLC、日産のGT-R、トヨタ86&スバルBRZくらいのものです。ところが輸入車にまで目を広げるとじつにたくさんの車種が存在しています。そうしたなかで、ひときわ目立ち、特別な雰囲気をかもし出しているのがシボレーカマロです。なかでもコンバーチブルは、ソフトトップのオープンボディがデートカーとしての魅力を倍増してくれます。昨年4月の日本導入以来、ジワジワと注目が高まっている現行の6代目カマロ。デートカー探しにおいてカマロ、とくにコンバーチブルを見逃さないわけにはいきません。

(文:諸星陽一/モデル:石原あつ美/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

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この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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